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ハニー食彩館西福井 [SuC・SM]

福井大学直近にあるえちぜん鉄道福大前西福井駅と一体のビルに出店する
変わったスーパーがあったので立ち寄ってみました。
ハニー食彩館西福井、臨店は2015年2月16日(月)13:00頃です。

建物は駅と一体、しかも3階建てながら営業は1階のスーパーだけという建物。
臨店時はダイエーか、福井ということもあって平和堂の退店したあとかと思い、
あとで調べてみたらやはり平和堂の店舗だったようです。
築40年近く経っており、やはり当時の作りは今となっては
1フロアが食品だけて埋まってしまう矮小サイズ。
当然の結末かも知れません。
2012年12月にハニーを迎え越前クルサと生まれ変わったようですね。

しかしハニーなるSMは全く知らず。
こちらもネットで調べてみましたら協同組合とでました。
福井県内13者がハニーの看板を掲げ、共同購買とか共同配送とかやっているようです。
あくまで推測ですが、人事・総務と店舗開発部門が各社で独自に行い、
販売に関することを協同組合でカバーし規模のメリットを出そうとしているのかと思われます。
なかなか面白い組織ですね。地場資本の中小SMが結束し、
44店舗350億円規模の集団としてハニーの看板を掲げつつ
各社が独立している稀有な存在です。
よほどリーダーがしっかりしているのか、お互いの相性がいいのか、
その辺は判りませんが70年代から活動しているようですから長いですね。
それだけ続けば合併してもおかしくないですが、
むしろ持株会社的な存在になっているのかも知れませんね。
ハニー○○と、ハニーのあとに各社のブランドをつなげているので
店名は少々長くなってしまうのが欠点ですが、
地元の人にとってはそんなもんかという感じでしょう。慣れって素晴らしい(笑)

さて、臨店した食彩館西福井に話を戻しましょう。
サイズは4~500坪くらいでしょうか、過不足のない品揃えでした。
臨店して感じたことは在庫が薄いこと。
缶詰なんかが一番判りやすかったですが、最下段でも在庫が奥行き3列分しかないんですね。
奥が丸見えです。上段に至っては3フェース×3段×1列でしたから。
もう必要最小限です。冷蔵ケース多段も同様。
肉や魚のトレーに載ったアイテムも3個くらい並んでれば御の字です。
冷蔵平ケースも上げ底して2段積みくらいで押さえてましたから。
見事な割り切りぶりに感心しました。

大学直近で住宅街の真ん中でしたから、
来店客は一人暮らしや夫婦2人といった客層がメインなんでしょう。
そうであれば在庫を抱えすぎず少ない商品を回転させていった方が鮮度が保てます。
実際大容量パックも見当たりませんでしたし。
日付も古いものがいつまでも残っている訳でもなく回転してそうです。

平台もほとんどありませんでしたが1つは弁当でした。
やはり大学直近という立地故でしょう。一番の見せ場だったのかも。
あと、通路を重視した売り場でした。
壁面に肉の多段冷ケースがあり、その通路沿いに平台冷ケースがありました。
ふつう、こういう場合冷ケースも肉が展開されるものですが、
肉が於かれたのは通路沿いの半分だけ。
反対側はチーズが置かれていました。正直変わってるなと思いましたね。
まぁ判りやすいといえば判りやすいですけど。

そんな同店ですが、あとは売上がついて行っているかどうか、だけですね。
商圏は大学もあるので単価は低くてもそこそこのマーケットが見込めます。
回転している商品でどれだけの売上があるのか正直読めませんでした。
もう大学も春休みシーズンでしたし、ピークとそれ以外のギャップも大きそう。
1度の臨店では評価が難しい店舗でした。それ故逆に気になりますけど。
取りあえず商品回転を見に行くには面白い店舗だと思います。
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