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従業員の感染で店を開けるべきか?閉めるべきか?~新型コロナ四方山話1~ [業界話]

新型コロナウイルス感染症の影響はとどまるところを知らないですが、
今回は店舗を開けるべきか?閉めるべきか?をテーマにしました。
まずは直近のメジャー施設の例を。

2020年7月2日(木)に渋谷パルコにて(テナント)従業員の
新型コロナウイルス感染が発表されました。
これを受け同店は15:00にて閉店、店内消毒作業を行い
翌7月3日(金)には営業再開したようです。
「ようです」というのも、今回の渋谷パルコに関しては
PARCOの企業Webサイトには特に情報がなく、
渋谷パルコの店舗サイトに情報があるのみ。
それも7月3日に営業予定とあるだけなんでして・・・
これだけニュースになったんですから「お店やってますよ」って
ちゃんとお知らせして欲しいですよね。SNSでいいんで。
むしろ正式なリリース無くても良いですから・・・
まぁそのくらいニュースバリューは下がっているんでしょうけど。
まさかそっと開けたいということはないと思うので、
そこまで気が回らなかったんでしょう、と前向きに?捉えておきます。

と、こんな感じなんですが、既に従業員が感染したというのは
店舗の存続を左右する要因ではなくなりましたね。
初期の頃は、従業員の感染が発覚したら
店舗を休業してしてくまなく消毒して、
他の従業員の体調も確認して、感染症対策を講じて
数日かけてようやく営業再開という流れでした。

渋谷パルコは実質数時間の休業で営業再開にこぎ着けましたが、
おそらく今後は休業自体なくなるかもしれませんね。
これもいわゆるニューノーマルでしょう。
そうなると、初期の頃みたいな防疫対策はなんだったのかとなります。
一度やった企業はそれを続けざるを得ないのか?
あるいは企業による対応の違いが長期的な集約力に影響するのか?
実は分かれ目にいるんじゃないかと思います。

経済的というか経営体力的には軽微な対策で済めばいいわけで、
消毒作業自体も実際どんなことをしているのかという情報はかなり減っています。
そんなニューノーマルに流されるかどうか、
経営者は消費者にみられていると私は思います。

まだ新型コロナウイルス感染症には分からないことも多く、
限られた資材の中でどんな消毒をし、どんな対策を行うのか、
いずれ検証されるときが来るでしょう。
そう考えると、”落としどころ”ってホント難しいと思います。
流通各社の”叡智”を信じて買い物に行きたいと思います。
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