川徳

こちらは盛岡市の老舗百貨店。地方都市の百貨店らしく、
繁華街のど真ん中に立地です。（ちなみに盛岡城すぐそば）
９／２３（土）の夕方６時半（つまり閉店３０分前ですな）に行きました。
わんこそばを先に食べていたら遅くなってしまい、
まさに駆け込みで駆け足で見てきました。
１階に化粧品と服飾に始まり、上に行くとヤングキャリア、メンズ、
キャリア、日用品、といったごくごくオーソドックスな階層構造でした。
フロアガイドを見る限り（フォントとか印象がね）西武系かなと思いました。
ハウスカードもセゾンでしたしね。
えっ、確認しろって？セゾンカードだけの提携みたいですね。
すみませんでした。西武百貨店は関係ないみたいです。
知っている方、教えてください。気になります。

さて、特にこれといったブランドやらはありませんが、２点を挙げましょう。
１：ディスプレーはコートとブーツ
まだまだＧＭＳは最終処分やらが見あたりますが、
もうすっかり売り場が切り替わっていました。
今年はベージュやグレーが来るんですかねぇ・・・
そんな感じの売り場でした。北国にいると冬が来るんだと
ちょっとブルーになりますが、季節感は大事ですから～～

２：しっかりと「いらっしゃいませ」の挨拶
普通３０分前くらいならレジ精算やら帰り支度に入っていることが多いですが、
川徳では目に付きませんでした。どのフロアもほどよい大きさの声で
来店客に挨拶をしているのは好印象です。

昨日９／２５（火）に秋田中三に行きましたが、
こちらは閉店１時間前を過ぎるともうお帰りモード全快、
客への挨拶はなし、果ては段ボール広げて売り場作りされたひにゃぁ、
川徳のイメージ急上昇です。売り場も中三は季節感が中途半端でした。

川徳はこのまま続くと良いですね、こういう基本的なことが。

コメント 3

Mr．コパンさん
　はじめまして
通りすがりの者です。

川徳は１８６６年創業の今年創業１４５年の盛岡、岩手では唯一の老舗百貨店です。三越や高島屋より格が上なんです（笑）

現在のハウスカード「カワトクカード」になる前は、パルクアベニュー・カワトクなだけに「パルクカード」がハウスカードでした。川徳独自のカードだったがためショッピング枠が10～30万円と少なかったです。

川徳は西武とは全く関係ありません。
確かに、川徳が旧店舗（現：中三盛岡店）から1981年に現在地に移転する時に、現在の川徳の土地所有は西武が取得し、西武が盛岡に進出する予定だったようですが、東北新幹線開業にあわせて「これからの時代は駅に近い菜園地区だ！」と当時の社長　川村徳助氏が西武に土地を譲ってもらったそうです。
川徳はどちらかと言えば、伊勢丹が主催している全日本デパートメント開発機構（ADOグループ）に加盟していますので、どちらかというと伊勢丹系です。現在の社長　川村宗生氏は松屋で修業していたようですね。
何年か前ですが、伊勢丹や三越でクリスマスの時期に販売する「チャリティーBE＠R」も販売していました。

川徳と言えば、各フロアに「書道の達人」がいる事です。他の百貨店だと名入れの場合印刷ですが、川徳は全て筆書きです。
次回、名入れをお願いしてみて下さい（●＾o＾●）

では、失礼いたしました。
by モリーオ (2011-02-18 14:14) 

モリーオさん
詳細な情報ありがとうございました。
書道の達人のいる百貨店、もっとそういうところ
をアピールしてくれれば良いですね。
なんとなく接客能力の高さを感じられる店でありました。
ちなみに比較した秋田中三は結局撤退しましたし、
接客は命だと改めて思いました。
by Ｍｒ．コパン (2011-02-28 13:13) 

お久し振りでございます。
上記の方の情報と、私が認識している情報に若干の違いがありますので、わたしからも土地に関しての情報を。
川徳が取得しようとした土地は、元々、青果市場だったかとにかく市場だったところで、取得しようとしたところ、ニチイと競合になり、川徳側がニチイ本社へ向かい事情を説明し、あちら側に取得を断念してもらったとかいう話だったと思います。この辺の事は社史に書いてありますので、図書館に行った際には調べてみます。

by konatu (2011-06-29 23:06)