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イトーヨーカドー青森店〜本州最北店舗の現状〜 [百貨店・GMS]

今回はイトーヨーカドー青森店を覗いてきました。
臨店は2018年7月9日(月)12:30頃です。
平日の午後ということもあり、人出はそこそこでした。
さすがに従業員の方が多い状況は仕方がありませんね。

さて、こちらはイトーヨーカドー謹製の箱型GMSです。
この手としては完成形と言えるのではないでしょうか。
イオンは最近イオンスタイルを前面に打ち出していますが、
こちらはある意味ブレないヨーカドー店舗でした。
それでも、キャスター付陳列台がほとんどですし、
ハンガー陳列も増えて時代は進んでる感じはします。

食品では、主通路にワゴンという時代から、
ヨーカドーはアイランド陳列を並べるようになってますよね。
イオンとの大きな違いかと思います。
主通路ぞいのエンドに大陳するのがSMの常道ですが、
ヨーカドーはアイランドを並べ関連商材をアピールする売り方はうまいと思います。
そのアイランドも1300ミリでしょうか低く抑えてありますので、
売場も見通せていい感じかと思います。
このスマートさを衣料品売り場に導入して欲しいところですがね。

1階に食品と住余、HBC、2階にメンズ、レディース衣料、インナーの直営売場、
直営売場を囲むようにテナントを配置しています。
ただ、1階2階とも一部テナントスペースは空いているようで
改修用パーティションで区切ってありました。
また、メインエントランス脇の一等地がガチャガチャコーナーに
なっているなど、ちょっとスペースを埋めるのに苦労しているのかなと。

そのガチャガチャも故障時はおもちゃ売場までというものの、
近いわけではなく場所の案内もなくてオイオイという感じ。
今回はオイオイと感じることが多かったです。
1階エレベーター前のスペースは休憩スペースかと思いきや、
ワゴンを持ち込んで夏物処分コーナーになってましたね。
ちょうど解体中のようでしたが、そこでやるか?と疑問を持たざるをえません。

あとブレないのがセール品をエスカレーター周りに並べること。
これは未だに継続中である意味感心しました。
私はこれはやめた方がいいと思うんですけどねぇ。
セール品で言えば、おもちゃ売場にセール品のワゴンがありました。
通路からは一歩入ったところにあり知る人ぞ知る感じ。
また、天井からセール品のA2サイズくらいのPOPが下がってましたが、
傷んでいて常設化しているようですね。
おもちゃの不良債権処理は切実な問題かと思います。
おもちゃって値下げしても売れないんは売れないんですよね。
おもちゃが腐ってしまう問題、業界共通の課題かと思います。

個人的に一番残念だったのは食品売場の主通路沿いのPOPです。
お客に見えるように通路に対して垂直か平行につけるのが当然ですが、
あちらを向いたりこちらを向いたり非常に適当なんですね。
それが、例えば精肉売場だけとか1つだけなら担当者の問題かと思いますが、
生鮮、デイリーなど売場を問わずなんですよね。
敢えてガチャガチャさせてるというのであればその理由を聞きたいですし、
多分責任者がしっかりしてないからそうなっちゃってるんだと思います。
お客さんが触れて動いているのであれば、メンテナンスをしっかりすべきですし。
ただ、POPが乱れるほど売場を見る限り爆発した形跡は感じませんでした。

とまぁ、また色々いちゃもんつけてしまいましたが、
青森にヨーカドーは4店舗。東北最大勢力です。
あとはロジとか売り上げとは別の問題で
店舗がリストラされないことを祈るばかりですね。
まだまだサンロード青森との勝負を期待します。
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